週に2、3日は図書館に行くから、受付の方にもすっかり覚えられてしまった。
私は幼い頃から本は借りる派。
読みたい本は無数にあるから全部は買えないし、置く場所も困るから。
また買って読んでみて、思ったより大したことなかったな…というのも避けたい。
読んですごーく気に入ったら買う。
手元に置いておきたい本だけ買うようにしています。
江國香織さんの『冷静と情熱の間』で、主人公のアオイが「読みたいだけで持ちたいわけじゃないもの」というシーンがあって、まったく同感。
そんなわけで、私にとって住む場所の近くに図書館があることは絶対条件です。
都会でも田舎でも日本じゃなくても良いけれど、近くに図書館があるかどうかだけは譲りたくない。
* 八丈島の図書館は1つだけ
幸いにも、八丈島には図書館があります。
1つだけしかないけれど、そもそも島が小さいのが幸いして、うちからのアクセスも悪くない。自転車で10分くらい。
町役場や福祉センターの近くにあるため、何かの折に立ち寄れます。
買い物のついで、公園に行ったついで。
こじんまりした図書館だけど、これが結構居心地良いんですよね。
* 蔵書は多くないけど、嬉しいメリットも…!
蔵書ははっきり言って多くないです。まぁ元々期待はしてなかったので、思っていたよりは使えるなと思います。
- 本が少ない=新しい本が全然ない
と勝手なイメージを持っていたけれど、案外そんなことはありませんでした。
都内の大規模書店で見かけた人気の本や、これまた都内の電車内の中吊り広告で見た本も、わりと普通に置いてあります。全然事足りるじゃん!
逆に言うと、マニアックな本は置いてないので、そういうのはネットで注文する必要があるのかも。
そうそう、小さな島ならではのラッキーなことがあります。
それは、
<b>人気の本がすんなり借りられること♡
</b>
たとえばこれ。
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
作者: ジェニファー・L・スコット,神崎朗子
出版社/メーカー: 大和書房
発売日: 2014/10/30
メディア: 単行本(ソフトカバー)
この商品を含むブログ (24件) を見る
人気のピークは過ぎたと思うけど、普通図書館で予約するとなると1年後にようやく自分の番が来るくらい待たされます。
ちなみに前住んでいた市の図書館の蔵書検索にかけてみたら、
12冊所蔵していて214件の予約が入っていた…!!
うそ…
こんなんだったら図書館で予約なんてしてないで素直に買ってしまった方が良いよ~。時間の無駄だもん。
ちなみに去年2月に出たこの本の続編も。
フランス人は10着しか服を持たない2
作者: ジェニファー・L・スコット,神崎朗子
出版社/メーカー: 大和書房
発売日: 2016/02/09
メディア: 単行本
この商品を含むブログ (3件) を見る
同様に予約数を検索してみると、94件。
悪いけど、八丈島の図書館ではあっさり本棚に置いてあります(笑)
誰も借りてない(^^;)
というわけで、私は優雅に2冊ともお借りしてゆっくり読みました。
次の予約も入っていないから、もう2週間延長しても良いんですね~。
こういうところが、思わぬラッキーな点だと思う。
私は頻繁に行くんですが、島の人はそんなに図書館を利用しない印象があります。
日曜日は少し混んでいるけど、平日はかなりがらんとしてます。
普通、ご年配の方が入り浸ってたりすると思うんだけど、八丈島の老人は結構アクティブなので図書館にこもったりはしない様子。
でも、図書館として決して活気がないわけではありません。
きちんと蔵書が更新されていて新しい本も読めるし、司書の方たちも私が行くとにこにこしてくれる。
子どものお話し会も月に1度あって楽しいです。
(子どもの本の部屋は割りと広い)
(たまたまプロの話し手さんが東京から来ていて、飛び入りで楽しく読んでくださったことも)
島にはレンタルDVD屋さんがないためか、DVDも借りれます。
そんなに多くはないけど、おーこれそういえば観てなかった~って感じのが結構あります。あと、子ども向けのディズニーやジブリ系は揃ってますね。
また、wifiも自由に使えるようになりました。私もたまにノートパソコン持ち込んで、図書館でブログを書いたりしてます♪
八丈島の歴史や文化の資料もまとまっていて、観光で来ても面白いですよ!
蔵書検索できます。