八丈島の伝統工芸といえば、草木染めの『黄八丈』。
美しい織物で、着物業界でも黄八丈の着物は格が高く、一目置かれる存在だそう。
そんな黄八丈の織る工程を間近で見られる「めゆ工房」さんに行ってみました!
めゆ工房は温泉などの多い地区、中之郷にあります。
ずっと「ゆめ工房」だと思ってたけど「めゆ」なんですね(笑)
山下めゆさんという織り子さんの名前だそう。
工房見学、というと予約が要りそうなものですが、めゆ工房さんは予約なしで直接行ってOK。
私が行った時もツアーのバスが何台も停まっていましたので、観光の方には慣れていると思います。
まず、着いてすぐ目に入ったのが、染めた絹糸。
ずらーーーと美しい糸が外に干されています。
黄八丈は何度も染めの工程を繰り返していくそう。
近付いてみると、光沢があって綺麗!
室内には黄八丈の説明が。
手織りしているところを間近でみることもできます。
こ、これが黄八丈の織り機…
近づいてみると…
めーーーーっちゃ繊細!!!!
こんなに細い糸じゃ織っても織ってもなかなか進まないんじゃ…
見ているだけで気が遠くなる作業です。
めゆ工房さんは、雇っている織り子さんが工房に通いで織っているそうで、お土産売り場のところでパタンパタンと音がします。
男性の織り子さんもいました。
お土産コーナーには美しい黄八丈の小物が並んでいます。
男性が身に付けたら素敵なネクタイ。
案外、黒っぽいものもあり、使い勝手も良さそう。
お土産に買いやすい小銭入れなども豊富。
都知事の小池百合子氏。
黄八丈似合いますね!
黄八丈はとても高級なのですが、近くで織る工程を見ていると、この手間に見合った値段だということがわかります(むしろ安いくらいじゃ…)
めゆ工房さんは、予約なしでふらっと行くことができるので、温泉に行くついでに立ち寄るのがおすすめ。
八丈島の伝統工芸をぜひ間近で見学して見てくださいね!