「八丈島」は伊豆七島の中でもアクセスが良いのが特徴です。
なんといっても、『羽田から1日3便』『竹芝桟橋から毎日船が就航』しているのですから!
船でしか行けない離島も多い中、八丈島は訪れやすい離島だと言えるでしょう。
ではお得に行くにはどうしたら良いか。
島に移住後はや7年。
いかに安く都内と行き来するかを常に考えている私がまとめてみました。
1、船(フェリー)で行く
まず、船か飛行機どちらが安いか。
皆さん、最初に思う疑問だと思います。
定価で言うと船の方が安いです。(一番安い席で)
2024年9月現在、飛行機が片道18,790円に対し、船が11,750円となっています。
▼ANA(羽田〜八丈島)の運賃表
▼東海汽船(東京〜八丈島)の運賃表
単純に考えると船の方が5000円以上安いです。
ただ、時間や労力などコスパがどちらが良いかはよく考えた方が良いです。
移動にかかる時間
まず時間の面で言えば、
- 飛行機→羽田から55分。
- 船→竹芝桟橋から11時間。
1時間か11時間かでは圧倒的な差がありますね。
船は夜の22:30に出るので、寝ていれば朝着いちゃいます。
船は平気?
ただし、そもそも船で眠れるのかどうか。
大きなフェリーとはいえ、海上模様によってはぐわんぐわんと揺れますし、船特有の振動もあります。
その中でもそこそこ眠れて、翌日八丈島入りした時に問題なく動けるのか。
これは人それぞれだと思うので、自分は船が大丈夫なのかどうか、考えてみてください。
その点で、そもそも飛行機一択になる方もいるんじゃないかと思います。
未就学児は無料
子連れの場合、特に2〜5歳のお子さんがいる場合、船はとってもお得です。
飛行機は2歳以上で航空券が必要ですが、船の場合乳幼児は無料!(キッズルームもあります)
お子さんが船酔いしてしまうと可哀想ですが、しっかり酔い止めを飲ませてあげたり対策をして船に乗れればかなりお得になります。
2、飛行機ならセールを賢く利用しよう
飛行機はなんといっても早い!
そして1日3便も出ていて便利!(1便は羽田を朝7:25発なので、早朝に空港に行かねばなりませんが...)
なるべく安いチケット取りたいですよね。
八丈島への飛行機はANAのみでLCCなどはありませんので、ANAのみ見ていきます。
※正確に言うとFDAの飛行機も来る季節がありますが、ここでは割愛。
①『ANAにキュン!』毎月29日はチケットがお得になるチャンス
ANAが毎月29日にやっている『ANAキュン』。
これに羽田〜八丈島の便があればラッキー!
船よりもお得に航空券が買えることもあります♪
今月のANAにキュン!は、GW搭乗便の割引や減額マイルなど。羽田⇄八丈島は、SUPER VALUEの対象ではありませんが、5/9(火)~6/14(水)の便が4900マイルで乗れるそうです。今日3月29日(水)の予約限定です。https://t.co/v8qhzMgrvH pic.twitter.com/mEskbYxBJo
— Misaki (@misaki8jo) 2023年3月28日
ただし、便が非常に限られていて、行きたい日程が対象になっていないことも。
あったらラッキー程度の気持ちでチェックしましょう。
②たまに開催されるタイムセール
ANAは不定期でタイムセールを開催しています。
このあいだのタイムセールは9/12~9/18の販売で、対象期間は11/1~2/28でした。
文字が小さくて見にくいのですが…
羽田〜八丈島は9000〜9800円でした。安いですね。
年末年始はもちろん除外されていますが、それ以外の日程はほぼ対象になっていてかなりお得です!
③セール期間以外は『早割』で
ANAキュンやタイムセールがない期間は早割(ANA バリュー)でチケットを取りましょう。
3日前まではバリュー割が適用になります。
日程変更が不可な点は注意。
割引率は高くありませんが、正規料金よりちょっとお得にはなります。
④『株主優待』を買う
チケットの予約画面に進むと、『株主優待』がかなり安いことに気が付くはず。
ANAの株を持っていなくても株主優待を受けることができます。
株主優待券は金券ショップやヤフオクで購入することができ、それを使えば株主優待割のチケットを購入することができるんです。
- 金券ショップやヤフオク、メルカリなどで購入
- 必要なのは「株主優待番号」と「登録用パスワード」
↑たいていの場合、現物は送らず優待番号とパスワードはメッセージ等で教えてもらえます。
金券ショップでは2900円くらいで買えますが、使用期限が近づいているものなどは1000円程度で買えたりするので、マメに調べておくと良いです。
株主優待のチケット12920円+株主優待券1000〜3000円=15000円以下くらいにはなるんじゃないでしょうか。
島内では『しまぽ』を使おう
島内での宿泊代や飲食代には『しまぽ』が大変、大変お得です!
しまぽというのは、伊豆諸島で使える電子マネーなのですが、10000円分のしまぽ通貨が7000円で買えるので、実質3000円貰えちゃうのです。
これは東京都の離島への宿泊助成で成り立っています。(コロナ等は関係ありません)
しまぽ通貨の注意点
①毎年販売数に限りがあり、売り切れることがある。
大変お得な制度ゆえに、年度途中で売り切れてしまうことが多いです。
旅行日程が決まったら、すぐ「しまぽ通貨」で調べましょう。
ただし、有効期限があるので購入が早すぎてもアウト。
②3000円は必ず宿泊費として使う。
10000円分あるうち、必ず3000円はホテル代・宿代として使わなければなりません。
友人宅に泊まるとか、キャンプ泊の場合3000円の恩恵を受けられないです。
残り7000円は加盟店なら自由に使えます。
10000円全て宿泊費に使っても良いし、3000円だけホテル代に使って、残りはお土産代などで使うことも可能。
とにかくお得な制度なので使わない手はありません。
東京諸島へお得に行こう!電子しまぽ(しまぽ通貨)ホームページ
いかがでしょうか?
八丈島への旅行、飛行機代やフェリー代は少しでも安くして、その分美味しいものを食べたり、現地でのアクティビティやお土産に使いたいですね。
お得な制度をしっかり活用して、八丈島を思いっきり楽しんじゃいましょう!